母の夢

昼寝の夢。

実家のお茶の間のこたつに、母が座っていたので、あれっ!一時的に戻ってきたのかな?と思い、「大丈夫?」と話しかけると、普通の調子で「うん」とほほえんでいる。
一緒に座って、こたつの上にいろいろ出して、弔問に訪れてくださった60数年来のお友達について、○○さんと○○さんがこんなお話をしてね、○○さんも…それからこんなお手紙をくださってね…と話すと、うれしそうにうんうんと聞いて、あの人は昔こうで、こういうことをしてね…と楽しそうに昔話をしてくれた。

それから妹は、と聞くので、二階で孫たちの面倒をみているけど、すぐに下りてくるよ、お姉さんもすぐに来るって、と言うと、いつものように、もう気がすんだような感じで「あっそ」と言っていた。

それから私が何かの用で少し席を外し、戻ってくると、母はお布団で横になり、亡くなった時と同じ、きれいな顔をしていた。姉も来て、一緒に脈をとって、また向こうへ行ったんだね、と話した。

夢というのは自分の気持ちを整理するために脳が見せているものだろうと思う。そんなに都合よく母が夢に現れて、楽しく話をしてくれるなんてことは…とも思うし、いや、母ならそういう不思議なことをしてしまうんじゃないか(一回くらいサービスで)とも思う。

夢の中ではあっても、母のほがらかな声が聞けてうれしかった。